半月板損傷の痛み2019/12.2
2019年12月2日
高齢化社会と言われている現在ですが、
実は日本は1970年には「高齢化社会」に突入していたようです。
65歳以上の人口が、全人口に対して7%を超えると「高齢化社会」、
14%を超えると「高齢社会」、
21%を超えると「超高齢社会」と呼ばれます。
日本は1970年より高齢化率は急激に上昇し、
1994年に高齢社会、
2007年に超高齢社会へと突入しています。
今後も高齢者率は高くなると予測されており、
2025年には約30%、
2060年には約40%に達すると見られています。
私は1963年生まれ現在56歳です。
高齢化の仲間入りするにはまだまだと考えています。
しかし、
中年期~女性の体は自然に老化現象を起こす事は
当然です。そして、いろいろな変化が訪れています。
病気が発覚したり、
更年期障害によってメンタルや体調が不安定になる
40代、50代の女性も少なくありません。
内面も外見も、自分の体をいたわりながら、
健康的な生活を送ろうと意識が強まる世代でもあります。
若いころとは確実に変わっている自分の体と、
真摯に向き合うことが大切な世代でもあると実感しています。
実はこの題名にある「半月板損傷の痛み」とは
私の事です(*_*; 。
以前ブログで書いたのですが
43歳からウォーキングを始め
13年目になります。
体重も43歳の時とほぼ同じで
20代~30代の頃とほぼ変わりなく、
とても快適で自由な行動ができていました。
ところが、・・・・
10月に入り右膝に激痛があり、
数日間様子を見るもなかなか治らず、
整形外科を受診しレントゲン、MRIの検査をしました。
骨には異常はなかったのですが、
半月板損傷があるとの所見でした。
まさか・・とショックを隠せませんでした。
半月板損傷はスポーツをされる若い方にも多く、
皆さんもよく耳にする言葉だと思います。
半月板損傷は、体重が加わった状態で膝をひねったり、
衝撃が加わったりすることで起こり、
スポーツ外傷でよくみられます。
実は半月板は加齢によって傷つきやすくなることから、
高齢者ではささいなケガや日常生活動作でも損傷することがあります。
まさか・・私が・・とショックを隠せませんでした。
私の場合考えられるのは、
重たいものを持ったり・・
できるだけ健康のために階段を使うようにしたりと・・
体力に自信があったからこそ試みていたことです。
しかし、50代後半の体は若いころと違い、
そのぞれの機能が老化現象を起こしていたのです。
無理ができない体になっているのだと
改めて思い知らされました。
半月板はご高齢者になると
ほとんどの方がすり減っていくと言われており、
老化が起こる以上仕方がないのかもしれません。
しかし、そのような状態でも痛みを全く感じない
元気なご高齢の方も沢山いらっしゃいます。
その違いは何なんでしょうか。
それは筋肉も関係しているようです。
膝関節、半月板、その周辺をささえてくれる四頭筋です。
その四頭筋を訓練し維持させている方は、
比較的に膝痛を感じない方が多いようです。
以前、ブログで書きましたがウォーキングを始めて
は十数年になり足腰は鍛えているつもりです。
歩く時も姿勢を正し・・・筋肉を意識しながら
歩いているつもりでしたので膝に痛みが出るとは
想像もしていませんでした。
実は・・
ウオーキングだけでは四頭筋はつきにくいのです。
膝関節を守る為にはその周辺を守るための筋肉をつける
必要がありますが、それが四頭筋です。
私の場合その四頭筋力が衰えてきたのも関係していると思います。
以前、看護師として
ご高齢の方に四頭筋訓練をさせて頂いて
いたことがありましたが、
自分がその世代になった事を改めて知らされました。
今日から頑張って四頭筋訓練を行っていきたいと思います。
この四頭筋訓練はとてもシンプルで誰でもできる簡単なものです。
四頭筋訓練(二つの方法)を参考にしてくださいね。
①まずは寝たまま、両足は床に下ろした状態で、
つま先を上に向けて太もも、膝、ふくらはぎの所に力をいれます。
膝から上の大腿四頭筋に思いっきり力を入れてください。
そして10秒間止めてください。右、左10秒を20回です。
②次はかかとを10センチ上げ、つま先は天井に向けて10秒止めます。
右、左10秒を20回です。
このブログをお読みくださっている方の中に
私と同じ世代、もしくはそれ以上の方がいらっしゃいましたら、
是非、四頭筋訓練を日常に加えていただきたいと願うばかりです。
勿論、私もこれから四頭筋訓練を毎日続けていきたいと思います。
一緒にかんばりましょう~。
福岡県北九州市門司区
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